古着屋マウンテン は、現在準備中です。
2025/04/28 00:10
「古着って可愛い(かっこいい)な」「おしゃれに着こなしてみたいな」
そう思ってお店に行ってみたものの…
古着に興味はあるけど、いざお店に行ったりオンラインを見たりすると…
「何から見ていいか分からない」
「種類がたくさんありすぎて迷う」
「自分に似合うテイストってあるのかな?」
と、立ち止まってしまうこと、ありますよね。
新品の服を選ぶのとは少し違う独特の雰囲気を持つ古着は、
初心者さんにとってはちょっぴりハードルが高く感じられるかもしれません。
でも大丈夫!
古着探しは、まるで自分だけの宝物を見つけるような、ワクワクする体験なんです。
この記事では、そんな古着初心者のあなたが、「自分に似合う古着のテイスト」を
見つけるためのヒントと具体的なステップをご紹介します。
メンズ・レディース問わず、今日から実践できることばかりなので、
ぜひ最後まで読んで、あなただけの素敵な古着スタイルを見つけてくださいね!
なぜ「似合う古着のテイスト」が分からないんだろう?
古着の世界が広く深いことは先ほどお伝えしましたが、具体的に何が初心者さんを迷わせているのでしょうか?
いくつか理由が考えられます。
情報量の多さ:年代、国、ブランド、デザイン…古着には様々な要素が絡み合っています。どこに注目すれば良いか分からなくなります。
現代の服との違い: サイズ感やシルエット、素材感が今のトレンドと違うことがあります。「これ、どうやって着るんだろう?」と感じやすいです。
「古着=個性的?」というイメージ: 普段シンプルな服が多い方だと、「古着を着ると浮いちゃうかな?」と心配になるかもしれません。
自分の「好き」が明確でない: まだ色々なファッションに挑戦したことがない場合、どんな古着が自分に似合うのか、イメージが湧きにくいことがあります。
これらの「分からない」「どうしよう」を一つずつ解消していきましょう。
自分に似合う古着のテイストを見つけるための5つのステップ
ここからが本番です!
焦る必要はありません。楽しみながら、ステップを踏んでいきましょう。
ステップ1:まずは『今の自分』を知ろう
古着を探し始める前に、まずは「今の自分がどんな服が好きで、どんな服を着ているか」を改めて知ることが大切です。
これが、古着選びの土台になります。
クローゼットを開けてみましょう
どんな色やデザインの服が多いですか? (例:モノトーンが多い、パステルカラーが好き、柄物が多いなど)
どんなシルエットの服が多いですか? (例:ゆったりしたもの、ジャストサイズ、体のラインが出るものなど)
どんな素材感の服が多いですか? (例:コットン、デニム、ニット、テロっとしたものなど)
普段、どんなシーンで着る服を探していますか? (例:休日のお出かけ用、通勤・通学、部屋着など)
なぜその服を選んだのか考えてみましょう:
「この色が好きだから」「着心地が良いから」「この形が体型に合うから」「トレンドだから」など
自分が服を選ぶ理由を知ることで、どんな要素を重視しているかが見えてきます。
今の自分の「好き」や「心地よさ」を知ることは、数ある古着の中から「これは自分に合いそう」という直感を得るための重要な手がかりになります。
無理に「いつもと違う自分になろう」とするのではなく、
「今の自分の延長線上で、古着をどう取り入れられるか」という視点を持つのがおすすめです。
ステップ2:色々な古着の世界を『見てみる』ことから始めよう
今の自分を知ったら、次は古着の世界を覗いてみましょう。
この段階では、「買う」ことが目的ではありません。
「どんな古着があるのかな?」「どんな着こなしがあるのかな?」と
とにかく「見てみる」ことに集中します。
オンラインで情報収
SNSで情報収集: 「#古着コーデ」「#ヴィンテージファッション」「#〇〇年代ファッション」「#アメカジ女子」など、
さまざまなキーワードで検索してみましょう。
写真を見ることで、直感的に「好き」「なんか気になる」を見つけやすいです。
古着屋さんのオンラインストアやブログ: どんな商品を扱っているか、どんな着こなしを提案しているかを見てみましょう。
ファッションブログや雑誌の古着特集: 古着を取り入れたコーディネートの参考になります。
古着屋さんを巡ってみる
実際に足を運んで、古着の雰囲気や素材感を肌で感じてみましょう。オンラインで見るのとでは、印象が違うことも多いです。
大きなお店から小さなお店まで、いくつか回ってみるのがおすすめです。お店によって得意なテイストが違います。
店員さんと話してみるのも良い経験になります。
「古着初心者なんです」「〇〇系の服が好きなんですけど、おすすめありますか?」
と相談してみるのも良いでしょう。
映画や音楽、歴史からヒントを得る
好きな年代の映画を見て、当時のファッションをチェックしてみる。
好きなミュージシャンの昔のスタイルを見てみる。
ファッションの歴史に関する本や資料を見て、時代の流れや特徴を知る。
たくさんの古着や古着の着こなしを見る中で、「あ、これ素敵だな」「こういう雰囲気好きだな」
という「なんとなく」の感覚を大切にしてください。
この「なんとなく」の蓄積が、後々自分に似合うテイストを見つける大きなヒントになります。
ステップ3:気になるテイストを『なんとなく』知ってみよう
ステップ2で色々な古着を見て、「こんな雰囲気いいな」「こういうアイテムが気になるな」
と感じるものが出てきたら、
それがどんなテイストなのかを「なんとなく」知ってみましょう。
細かく年代やジャンル分けを覚える必要はありません。
「こんな感じの雰囲気の服」という捉え方で十分です。
いくつかの代表的なテイストをご紹介します。
アメカジ(アメリカンカジュアル)
特徴: デニム、スウェット、Tシャツ、ワークシャツ、カレッジプリントなど
ラフで丈夫なアイテムが中心。カジュアルで親しみやすい雰囲気。
どんな人におすすめ?:普段からデニムやスウェットをよく着る方、動きやすいカジュアルなスタイルが好きな方。
メンズ・レディース問わず定番です。
取り入れやすさ: ★★★★☆(定番アイテムが多いので取り入れやすい)
フレンチヴィンテージ
特徴: シンプルで上品なデザイン、上質な素材感、きれいめなシルエット。
シャツ、ブラウス、ジャケット、チノパンなど。洗練された大人の雰囲気。
どんな人におすすめ?: きれいめカジュアルや、シンプルだけど素材やシルエットにこだわりたい方。
取り入れやすさ: ★★★☆☆(ベーシックなアイテムが多い)
ミリタリー・ワーク:
特徴: 軍服や作業着がベースになった、機能的で丈夫なアイテム。カーゴパンツ、ミリタリージャケット、カバーオールなど。無骨だけど、着こなし次第でタウンユースに馴染みます。
今の自分に合いそう?: カジュアルな中にも個性を出したい方、機能的な服が好きな方。女性が着ると甘辛ミックスになっておしゃれです。
取り入れやすさ: ★★★☆☆(一点で存在感があるので、他のアイテムとのバランスが重要)
スポーツミックス
特徴: 企業ロゴやチームロゴが入ったスウェット、Tシャツ、ナイロンジャケット、ジャージなど。
スポーティーでストリート感のある雰囲気。
どんな人におすすめ?: ストリート系のファッションが好きな方、リラックス感のあるスタイルが好きな方。
取り入れやすさ: ★★★★☆(現代のトレンドとも馴染みやすいアイテムが多い)
特定の年代の雰囲気(例:70s、80s、90s)
特徴: その年代特有の色使いやシルエット、デザイン。
70s: サイケデリックな柄、ベルボトム、ヒッピーテイスト、フォークロアなど。
80s: ビッグショルダー、原色使い、バブル期の華やかさ、ロックテイストなど。
90s: グランジ、ミニマル、ストリート、スポーツミックスなど。
どんな人におすすめ?: 特定の時代のカルチャーが好き、周りとは違う個性的なスタイルに挑戦したい方。
取り入れやすさ: ★☆☆☆☆~★★★★☆(年代によって大きく異なり、一点投入か全身かで難易度が変わります)
これはほんの一例です。他にも様々なテイストがありますが
まずは「アメカジってこんな感じか」「フレンチヴィンテージってこういう雰囲気ね」というくらいでOKです。
ステップ2で「なんか気になる」と思ったアイテムが、どのテイストに当てはまるかを照らし合わせてみると
自分の好みがより明確になってきます。
ステップ4:まずは『取り入れやすいアイテム』から試してみよう
いきなり全身古着コーディネートに挑戦するのはハードルが高いかもしれません。
まずは、今の自分のクローゼットにある服と馴染みやすいアイテムから取り入れてみるのがおすすめです。
●小物
スカーフ、ベルト、バッグ、アクセサリーなど。
いつものシンプルなコーディネートにプラスするだけで、ぐっと雰囲気が出ます。
ヴィンテージのスカーフを首元やバッグに巻いたり、存在感のあるヴィンテージのベルトを締めたりするだけで
おしゃれ度がアップします。
●アウター
ジャケットやコートは、羽織るだけでコーディネートの主役になります。
定番のGジャン、ミリタリージャケット、Pコート、トレンチコートなどは、新品にはない味や経年変化が魅力です。
●ボトムス
定番のデニムやチノパン、軍パンなどは、比較的シルエットを選びやすく
現代のトップスとも合わせやすいです。
履きこまれたデニムの風合いや、ミリタリーパンツのしっかりした生地感など、古着ならではの魅力を感じられます。
●ベーシックな柄物や素材
派手すぎないチェック柄のシャツや、古着ならではの味のあるスウェットなども取り入れやすいです。
コーデュロイやツイードなど、季節感のある素材の古着もおすすめです。
ポイントは、『一点投入』でいつもの服と合わせてみること。
例えば、お気に入りの新品のデニムに、ヴィンテージのTシャツを合わせてみる。
シンプルなニットに、ヴィンテージのミリタリージャケットを羽織ってみる。
このように、自分が安心できる「いつもの服」の中に古着を一つ加えることで
古着がコーディネートに馴染みやすくなり、「なんだか似合うかも!」と感じやすくなります。
ステップ5:『試着』を恐れずに!色々な服と合わせてみよう
実店舗の場合